絵本の読み聞かせで、自分自身を見つめ直した父親の話

絵本

「絵本の読み聞かせは子どものためのもの」
そう思っていたはずなのに、
ある夜、読み終えたあとに残ったのは
子どもではなく、自分自身への問いでした。
仕事が忙しくなり、一緒に過ごす時間はあるのに、
そんなときに読んだ一冊の絵本。

おすすめの本

ほうきぼしの まほう   作ジョー・トッド=スタントン   翻訳 まつかわまゆみ                                      

あらすじ

 
田舎で星空の下、毎日遊んでいた親子は、父の仕事で都会へ引っ越すことに。忙しさと環境の変化で心が離れかける中、ほうき星の魔法が「今ある場所を自分で変える力」と親子の絆の大切さを教えてくれる物語。

子どもに読んでいるはずのその絵本が、
なぜか親である私の心を強く揺さぶったのです。
絵本の読み聞かせを通して、
父親としての自分自身を見つめ直すことになった体験と、
「環境は変えられなくても、関わり方は変えられる」
と気づいた理由をお話しします。

体験談

絵本に登場する父親の姿が、自分自身の生き方や子どもとの関わり方と重なりました。
仕事に追われ、子どもとの時間が取れていない現状を「環境のせい」にしていないか。本当は、自分でその環境を変える努力から逃げているだけなのではないか——そんな問いを静かに投げかけられているようでした。
読み聞かせをしている間、物語を追う以上に自分自身と向き合っている感覚になり、読み終えたあとも膝の上に乗せた我が子を見て、しばらく考えが止まりませんでした。
絵本には、子どもだけでなく大人の心を揺さぶり、生き方まで見つめ直させる力がある。
そう強く実感した一冊です。

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